2011.12.04
Matsufuji, フェラーリ
FERARRI 328 GTB…。
以前からフルメインテナンスで入庫中の車両を診断しております
FERARRI 328 GTB 当初は燃料漏れの修理から始まりましたが、漏れを直してもエンジン掛からず・・煙も見えず・・・
診断を進めて行くと、点火系の不具合や、燃料系統の不具合を併発しており大変な状況になっております
点火系統はパーツ交換で対処可能でしたが、燃料系は少々問題ありな訳で・・・・
エンジンの始動不良に於いては、噴射量の多さが起因しているようでしたので関連する部位の各部点検を実施
インジェクション・ノズルも点検した所、スローリークおよび噴霧状態の不良と言った不具合が確認できました
さらに点検を進めて行くと・・・・・ありました・・・諸悪の根源となるこちらのパーツが・・・・
この車両は、Kジェトロにて噴射量制御を行っております要するに機械式のインジェクションと言う、キャブ車とインジェクション車の中間の辺りに位置する制御方式なんです
そして今回の問題となっていたのが、この写真の手でつまんでいるプランジャーの部分・・・・完全に固着して動かない状態に・・・・しかも、噴射量増量側で固まっているとは・・・・最悪・・・
そりゃエンジンが掛かるわけないですよね~~~シリンダー内はガソリンでじゃばじゃばですもの~
本来は非分解部品なのですが、パーツ交換となるとなんと、30~40諭吉さんが必要になってしまうんです
こりゃ何とかせなねばならんですよね~・・・・・となりました
現在、追加パーツを調べたりと、まだまだ手を入れなければならない箇所がた~くさんあるので、道のりは長いです・・・
引き続きがんばりま~す
Matsufuji
Matsufuji, フェラーリ