2015.05.07 Mitsuyama

SGT第2戦 FUJI

こんにちは。

GWでは4日間、お休みを頂き、皆様にはご不便お掛け致しました。

スタッフ一同、しっかり英気を養って参りましたので、2015年中盤戦も宜しくお願い致します!

さて、GW中に行われました、SGT第2戦FUJIのご報告です。

チームは開幕戦の後、トラブルシューティングも兼ねて、APでテストを行って来ました。

その成果か、開幕戦で問題になっていたトラブルは解消され、予選前のテストでは、

快調そのもの!オーナーでもある、玉中選手が素晴らしい走りを見せてくれました!

予選でもQ1を突破出来る手応えが十分にあり、Q1は私が担当する事になりました(^^♪

Q1は27台中、13位以内に入る事が条件ですが、この数字は十分に見えていました。

予選が始まり、ゆっくりとタイヤを温め、いざ、アタック開始!

ここで、思わぬトラブルが発生しました。

マシンのノイズのせいなのか、5速、6速が勝手にシフトアップされてしまう・・・・。

ただでさえ、JAF車両はエンジンパワーがGT3車両に比べると厳しいのに、

しっかりとエンジン回転を上げてから適正回転数でシフトアップ出来ないとなれば、

結果は見えてしまいます・・・・。

アタックラップはシフトトラブルで全くタイムを出すどころでは無かったのですが、

ここで赤旗が出て、一時、中断。

すぐさまピットインし、シフト系のハーネス関係をチェックして貰い、赤旗解除と共に、コースイン。

しかし、トラブルは解消出来ておらず、やはり、ストレートで勝手にシフトアップされてしまう。。。

その間に、ニュータイヤの「おいしい所」もとっくに使い切り、とても厳しい状況に追い込まれました。

しかし、最終ラップだけ、シフトのトラブルが出ず、何とか、通常回転数で走る事が出来、

27台中20位を獲得。。。

トラブルが出ず、タイヤの良い所を使えていれば・・・、と思うと悔やまれますが、出てしまったものは

仕方ない。決勝に向けて、このシフトのトラブルを解消して貰う事を祈るばかりでした。

決勝。

朝のウォームアップでは、やはりシフトアップのトラブルは解消出来ておらず、ストレートが長い

FUJIでは致命傷なトラブルだけに、スタート前から、若干、意気消沈しておりました。

スタートは私が担当しました。

スタートすると、オープニングラップのみ、シフトアップトラブルが発生しましたが、その後は

何故か、そのトラブルが出ず、BMW Z4もオーバーテイク出来ましたし、マシンバランスは

好調でありました!前を行く、マクラーレンのペースが遅く、コーナーで詰まってはストレートで

離される、という周回が続いた所で、セーフティーカーが導入されました。

このセーフティーカー先導のペースが思ったよりも遅く、水温上昇の警告が点灯しました。

しかし、これはどのレーシングカーでも出る事なので、心配していませんでした。

セーフティーカーが解除され、マシンに風を当てられれば、警告は消える筈でした。

しかし、水温は少しずつ下がっても警告は消えず、徐々にパワーが低下して行きました。

そして、ついにストレート区間でエンジンが吹けなくなり、13コーナー立ち上がりで完全にエンジンが

止まってしまいました。オーバーヒートだったと思います。

マシンのバランスは良かったし、予想よりも戦えた事で、悔しい気持ちはとても大きかったですね。

チームは次戦タイラウンドをキャンセルする為、次回は8月のFUJIになります。

個人的な予想ですが、このマシンはSUGOやAPはとても速いと思うので、

今から、そのラウンドになるのが楽しみで仕方ありません!!

早くこのチームマッハのMC86で上位争いをしたいです!!!

今回もトラブルからリタイヤとなり、多大なるご声援を頂いた皆様には心より、お詫び申し上げます。

これから先は、もっと良いレースをお見せ出来ると思います!!

このマシン、大好き!!乗っていて、本当に楽しい♪

早くドライブしたいです!(^^)!

Mitsuyama Mitsuyama