2018.06.07 Mitsuyama, フォルクスワーゲン

リタイヤ

こんにちは。

先日のSUPER TEC 24時間レースは無念のリタイヤに終わりました。

予選は、マシンがアンダーステア傾向が強くクラス4位でしたが、レースに向け、

チームが素晴らしいバランスに仕上げてくれた事で、レースペースは非常に素晴らしかったです。

Philippe選手がスタートを担当、私が2番、遠藤選手が3番、脇阪選手が4番、この順で24時間を

戦う事にしました。

Philippe選手は24時間を見据え、ジックリと焦らないレース運びでポジションキープ。

私はマシンを労わりながらも、ペースが良かったので、他の車両とバトルをしながら、

2位にポジションアップ。遠藤選手も初めてのTCRでのレースとは思えないペースで、安心して

見ていられました。脇阪選手は、言う事なしのペースでポジションを1位に押し上げてくれました。

また脇阪選手のスティント途中でFCYが出てしまった為、給油とタイヤ交換を済ませ、再度

コースイン。結果、脇阪選手には75ラップを走って頂きました。サーキットはもう真っ暗の

22時頃、脇阪選手からPhilippe選手へ交代。Philippe選手は暗闇の中でも素晴らしい走りを

見せてくれましたが、23時半頃に、他のTCRマシンの無謀なドライビングでヒットされ、

2回転スピンを喫しました。その直後、Philippe選手は緊急ピットインし、私とドライバー交代。

ヒットされた影響は無く、他のマシンが1分55秒台で走る中、1分52秒台でラップする事が出来、

トップで遠藤選手に交代出来ました。このまま何も無く、走る事が出来れば断トツの優勝も

見えていましたが、午前1時40分頃、遠藤選手から、コース上に止っていた車両にアクセル全開

で突っ込んでしまった、という無線が入りました。

65号車AUDI TCRが13号車(ENDLESS 86)に追突し、そのマシンにウチのGTI TCRが激突

してしまったとの事でした。

マシンは、大破し見るも無残な姿になってしまいました。

遠藤選手はとても避け切れる状況では無かったと思いますし、仕方ないと思っています。

しかし、この24時間に向け、皆で本当に頑張って準備して来たので、

やるせない気持ちで一杯です。

マシンは次戦向け、どのように修復して行くのか、現在、鋭意検討中です。

応援して下さった皆様、本当に有難うございました。

そして、本当に申し訳ございませんでした。

服部カメラマンから届いたお写真をどうぞ!

Mitsuyama Mitsuyama, フォルクスワーゲン