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2016.05.16 Mitsuyama, メルセデス

スーパー耐久 菅生

こんにちは。

昨夜、激戦の菅生から帰宅しました。

今回の菅生は昨年のリタイアの経験から、マシンには万全の準備をし、臨みました。

木曜日の走行では、アンダーステアが大きく、セットアップを繰り返しながら、各ドライバー、

順調にメニューをこなして行きました。

金曜日は2時間半の走行時間が有ったので、そこで最終的なセットアップを行い、

予選・決勝に向け全ての準備を整える予定でしたが・・・・、

まさかのエアジャッキトラブルで車をジャッキアップする事が出来ず、走行を断念。

相川君が急いでパーツを取りに行き、夜には復旧させる事が出来ました(*^。^*)

予選は、Philippe選手、Green選手の合算タイムでグリッドが決まる訳ですが、

金曜日に殆ど走行する事が出来なかった事で、セットアップが進んでおらず、

極度のアンダーステアに悩まされ、クラス最後尾となりました。

両選手には、本当に残念な思いをさせましたが、レースは3時間あるので、

決勝に向けたセットアップを施し、日曜日を迎えました。

決勝

スタートは私が担当。二番手Philippe選手、アンカーGreen選手という作戦でした。

クラス最後尾からのスタートでしたが、レース開始後、数周で3台をパスし、他のマシンが

ピットインする事もあって、3番手にポジションを上げる事が出来ました。

そして、荒れたレース展開を演出した2度目のSC中にピットインし、Philippe選手に交代。

このSCでは、コース上に砂利やオイルが大量に撒かれた影響でSCランが数十分にも及ぶ

長いものになりました。

そして、Philippe選手はSC明けも集中した素晴らしい走りで規定時間をクリアしGreen選手に交代。

ここからがGreen劇場の始まりでした。

チームはPhippe選手からの交代時にタイヤ交換を無しでGreen選手をコースに送り出しました。

他のチームもドライバー交代を済ませた終えた時、Adenau SLSは、なんと!!!!!

1位に立ったのです!!(驚)

そこからGreen選手は素晴らしい集中力で1位をキープし続けました。

背後からプロがドライブするGTRやSLSが襲い掛かってくる中でも、ポジションを守り続ける姿に

涙が出そうでした。。。

そして、プロがドライブするGTR2台にはパスされてしまいましたが、他チームのSLSとの40分に渡る

死闘を制し、見事3位表彰台をゲットしてくれました!!

チームを作って、2年と2戦目で表彰台に立てたのは本当に嬉しかった・・・・。

Philippeさんは、7年前に弊社のinfoメールに、運転を教えて欲しい、とコンタクトを

して来てくれた人です。ナンバー付きのアルファロメオで一生懸命サーキットサポートを

受けてくれた人が、今や国内屈指の耐久レースである、スーパー耐久レースの最高峰クラスで

一緒に表彰台に立っている事に鳥肌が立ちましたね!(^^)!

ここに至るのには、多くの方々のサポートが御座いました。

ブレーキでは、IDIさんが支え続けてくれますし、多くのスポンサー様にも支えられております。

また、多くのお客様にも「頑張れ!」と暖かくエールを頂けるのも、大きな力になります。

ただ、表彰台に上がっただけですが、今までのプロセスを考えると本当に嬉しいです。

今日は、心地よい疲れで、ダルーンと脱力しております・・・(笑)

次は6月の鈴鹿!!

モチベーション高く、頑張って行きたいと思います!!

多大なるご声援、誠に有難うございました!!!!!!

Mitsuyama Mitsuyama, メルセデス