TTE RACE EVOターボ
RS3 8V.2のパワー不足(社外ターボ装着)でのご相談から、サーキット走行でも楽しめるように仕上げてほしいとのご要望で、「TTE RACE EVOターボ」へ換装しました。
ダイノ上では高回転でノーマルターボに比べ、かなりパワーダウンが見られましたので、ノーマルターボから+α位の出力で常に全開で走れて、尚且つ耐久性のあるこのRACEターボを選択させていただきました。
とは言えGOLF系のIHIベースのRACEターボとは違い、8V.2用はボルグワーナー製がベースでコンプレッサー及びタービンブレードも変更されているので低回転のピックアップはノーマルよりかなり上がり、高回転は純正ターボ+αの出力を発揮します。
ご覧のようにコンプレッサー側の直径も少し大きくなっています。
これに合わせてインレットのファンネルも同径にする必要があります。
これが小さいままだとリストリクターが装着されているのと同じになってしまいますので、しっかりパワーを出すためにも同径のものを用意しました。
さらにしっかり排気させるために、口径の太いエキゾーストも必要。
ミルテック製のチタンテールチップ仕様です。
またこのRS3のマフラーで大事なのは排気のバルブ。
このバルブはパワーを出すのに重要なファクターですね。
そして太いマフラーで問題になるのがアンダーブレース。
ご覧のように装着されていたものは干渉してしまいます。
そこでRacinglien Perfomanceの新商品のブレースを装着すると・・・
ご覧のように干渉なく「逃げ」が出来ます。
同時にプロップシャフトアライメントキットと、フロントサブフレームブレースを装着させていただきました。
最後にビークルエンジニアリングさんでのダイノセットアップを行い終了です。
すでにサーキット走行されたようですが、その効果を体感していただいたようです。