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2018.11.10 Mitsuyama, フォルクスワーゲン

S耐久 岡山 レースレポート

<練習走行>—————————————————————-

前戦、茂木でのクラッシュからマシンを完全に修復し、岡山入りした。

先週末に行われたWTCR鈴鹿で本家であるVWMOSPから様々なデータを得る事が出来、

そのデータをもとにセットアップを進めた。2日間のテストでどんどんマシンを進化

させる事が出来、テーマとして掲げていた旋回するマシンに仕上げる事が出来たと思っている。

予選——————————————————————–

Aドライバー予選/Philippe Devesa選手

朝のフリー走行で自己ベストタイムをマークし、そこで得たフィーリングから、

マシンをさらにアジャストして予選に挑んだ。クラストップを目指して果敢に攻めたが、

チームがマシンセットアップを大きく外してしまい、自己ベストを更新する事は出来ずクラス7位。

Bドライバー予選/密山祥吾選手

Philippe選手からのインフォメーションで外してしまったセットアップを元に戻し、

スタビライザーを交換して予選に挑んだ。

マシンバランスは悪くなく、自己ベストを更新し、クラス2位を獲得。

Philippe選手と密山選手の合算タイムから、予選はクラス5位となった。

決勝———————————————————————

今回のレースは3時間。①Philippe選手(25laps)⇒②密山選手(65laps)⇒③Philippe選手

という作戦でスタートした。レースがスタートしてから間もなく

Philippe選手からアンダーステアが酷い、という無線が入りペースも落ち、

ポジションも7位まで落としてしまった。想定よりも路面温度が高くなり

リアタイヤがグリップしてしまった事が原因だと思われた。

そこで第2スティントの密山選手はフロントタイヤのみ交換してコースインしたが、

無交換のリアタイヤの状態が非常に悪くペースが全く上がらない。

予定していた65lapsは到底走る事が出来ないと判断し、早めに最終スティントの

Philippe選手に交代した。この辺りから路面温度が急激に下がり、マシンバランスが向上。

Philippe選手はトップグループと変わらない素晴らしい走りを見せてくれたが、

序盤2スティントのペースが悪かった為、挽回出来ず、結果は7位と惨敗だった。

今年一年間は、2回のレースでトップを走りながらのクラッシュやトラブル、

3位を走りながらのクラッシュと3回のリタイヤが選手権に大きく響きました。

しかし、とても多くの事をチームとして学べましたので、必ず来年に繋げたいと思います。

皆様の多大なるご支援、ご声援、誠に有難うございました!!

Mitsuyama Mitsuyama, フォルクスワーゲン