2017.10.18 Mitsuyama, フォルクスワーゲン

S耐 岡山 結果

こんにちは。

月曜日にS耐久岡山戦から帰宅致しました。

今回のレースは前回優勝した富士からの勢いを保って、連勝が最大の目標でした。

木曜日に走り出すと、持ち込みセットがとても良い感じで、すぐに良いペースで

走る事が出来ました。

この週末は、雨が降ったり止んだりの連続で難しいコンディションでしたが、

練習からウェット、ダンプ、ドライの全てを経験出来た事は良かったと思います。

マシンバランスは、FF特有のアンダーステアは出ますが、他はあまり不満が無い位、

とても良い感じ。強いて言うなら、進入時のリアの「めくれ」のオーバーステア

が気になりましたが、ここの少しのアジャストでマシンが反応してくれるので、

対処に苦戦する事は有りませんでした。

予選。

前日までと気温や路温が変わり、Philippe選手からはアンダーステアが酷い、という

悲痛な無線が入りましたが、予選中にアジャストする時間は無く、ポジション4。

私はPhilippe選手のフィーリングからマシンをアジャストしてアタックに出ましたが、

やはりアンダーステアが強かったです。

前日のダンプの中、出したタイムとほぼ同タイムで、ポジション3。

Philippe選手と私の合算タイムにより、4番グリッドからのスタートになりました。

決勝。

朝から雨が降りしきり、スタート前も雨の勢いは弱まりませんでした。

このレースは3時間。そして、ドライバー交代を含むピットインを2回行わなければ

ならないルールでした。

我々の作戦は、Philippe選手→密山→Philippe選手。

このGOLF TCRは凄く燃費の良いマシンなので、それぞれのスティントは満タンでは無く、

50リットル搭載位で考えていましたが、雨の状況からSCスタートになる可能性を

考慮し、スタート時のガソリン搭載量を満タンに変更。

そうすれば、SCスタートになった際、1回のドライバー交代を有利に消化出来るからです。

予感は的中し、SCスタートになりました。

Philippe選手には2周目にピットインして貰い、私に交代。

そこから58周のロングスティントを慣行致しました。

しかも、自分のスティント後のドライバー交代では、タイヤ交換はしない作戦。

58周をタイヤを労わりながら、前のライバルを抜くのはなかなか大変でしたが、

後半にはクラス1位にポジションを押し上げる事が出来、2位に約8秒のマージンを

作ってピットイン。

タイヤ交換無し、給油とドライバー交代のみのピットインでしたが、交代時のミスも無く、

スムーズにピットアウト出来ました。

ここからPhilippe選手はタイヤの摩耗との戦いでしたが、約40周をミスなく、

他のプロと遜色無いタイムで走り続けてくれた結果、2位を獲得する事が出来ました。

今回の2位は、作戦とドライバーの粘り勝ちだったと自負しております。

本当に中身の濃い2位でした。

今年は3レースしか出場しませんでしたが、1戦1戦、本当にチームが強くなって行くのを

実感しながら前に進む事が出来たと思っております。

来年はチャンピオンを目指し、これからも精進致します。

皆様の多大なるご支援、ご声援、誠に有難うございました!!!

Mitsuyama Mitsuyama, フォルクスワーゲン