BMWチューニング始動
新型M系の入庫がちらほら増えてきています。
ガッチリ走る系から、ちょこっとチューニングまで様々ですが、
今回紹介するのはイギリスに本拠地をおく「MMR Performance」の製品をご紹介します。
6-7月頃から本格的に輸入し、始動する予定ですが、それは本国の理由により6月以降にお知らせします。
なぜ弊社がBMWチューナーの「MMR Perfomance」をやるのか?
それは現在弊社が国内輸入代理店をやっているVW AUDIチューナーの「Racingline Performance」がMMRを買い取り、Racinglineのクォリティと販路を利用して世界に発信していくとの事で、BMWのパーツもこれから輸入販売する感じになりました。
こちらも国内正規輸入元となります。
かなり前から本国のオファーを受けていたのですが、とても一人で管理するのが出来ないので先延ばしにしていたのですが、VW、AUDI系チューニングパーツの動きも悪い日本国内なので、「ついに」重い腰を上げました(笑
Racinglineのように大々的にやる事は出来ませんが、ご興味ありましたらお問合せください。
まずはこちらの新車のG87 M2にエアクリーナーとサブコンの取付をさせていただきました。
もともとM系のインテークは良く出来ていて、ダイノでも多くの社外品との差が出ないのが良いところですが、
過給を上げていくと少しずつパワーの差が現れます。
そこで今回はパネルフィルターの交換と・・・
PCM(パワーコントロールモジュール)を装着させていただきました。
公表値560HP 650Nmを発揮します。
しかし、メーカーは正直にこうも言っています。
「PCM のキャリブレーションは完全な ECU キャリブレーションほど洗練されていません。車をスムーズで安全かつ信頼性の高い状態に保つには、PCM のパワー レベルを従来の ECU キャリブレーションよりも低く抑える必要があります。しかしもちろん、PCM から得られるパワー ブーストと、運転性と効率性の向上が組み合わさって、きっと気に入っていただけるでしょう。」
PCMの中身は「VW AUDI」で実績がある信頼のOEM+ソフトウェアのチームがRacingline社のダイノでセッティングをしています。
このPCMは、ファクトリー ECU(純正) と並行して通信するスタンドアロン PCB 上で実行される自社開発のキャリブレーションを使用して機能します。この通信ルートにより、PCM はさまざまな電子センサー信号をリアルタイムで安全に最適化し、エンジン コントロールとセンサー間のインターフェイスを実現できます。
PCMコンピューターによって制御されるチャージブースト、点火、燃料供給などの複数のチャネルにより、エンジンのパワーバンド全体でパワーとトルクが向上します。
社内のダイナモ、一般道、トラック(サーキット)で、複数の車両とさまざまなハードウェア インストールにわたって多数のキャリブレーションを行い、数万マイルに及ぶ厳格な開発テストを実施しました。これにより、エンジンのパフォーマンス、運転性、安全性のスイート スポットを見つけることができました。
また、このキットは完全に選択した車両専用に作られた完璧にフィットする配線も含まれています。
今後FSW等でもテストしていく予定です。
販売経路につきましては今までの代理店さんでご購入可能ですので是非お問合せ下さい。
※価格等は7月以降に正式に決めます。
とは言え、メインの VW AUDI も引き続きやっていくと共に、ポルシェユーザーも多いのでこちらもしっかりサポートしていきます。
ではBMWユーザーの皆さん、7月以降の動きに注目してくださいね!