2016.06.04
Matsufuji, BMW
豊臣秀頼とその母淀殿が自害し、豊臣氏が滅亡した日です。
秀頼 23歳、淀 49歳だったそうです。。。。。
さて今日は久々にE46M3ネタです。
E46M3に搭載されているS54エンジン。フロントカバー付近からオイルパンにかけてエンジンオイル漏れを起こしている車両が良く見受けられます。
こちらの車両もオイル漏れが発生しておりました。
ヘッドガスケットやロワータイミングケース、オイルパン等から漏れているケースもありますが、その前にちょっとチェックして欲しい所があります。
ここの黄色いマークをした13mmのボルトです場所はシリンダーヘッド前部とサーモスタットハウジングとの隙間です。
結構えらい所に付いてます。。。。
このボルト、結構緩んでしまう事が多いんです。。。。何故か知らんが・・・・・
ちなみにここから漏れると、シリンダーヘッドの脇からロワータイミングケースを伝わり・・・・・・
黄色マークのこの辺りとこの上のロワータイミングケースの左側がオイルと汚れでぬたぬたになります・・・
黄色マーク内に見える、エアコンコンプレッサーマウントに黒い筋が見えるかと思いますが、先ほどの箇所からパーツクリーナー等を噴霧するともれなくこの辺りとクランクシャフトオイルシール付近に液剤が垂れて来ます。
さて先ほどの13mmのボルトですが、サーモスタットハウジングをずらすだけで簡単にアクセス出来ます。
このボルトには小さいアルミのガスケットが取り付けられ締め付けられていますので、取り外した場合はガスケット交換をお忘れなく。。。
あ・・・漏れの確認は、エンジンを掛けながら先ほどのボルト下部をミラー等で見ていれば、すぐにじわ~っと漏れ始めるので、簡単に目視点検が可能です。
高額な整備になる前に、是非一度確認して見てください。
以上、久々のメンテナンスねたでした。。。おしまい
Matsufuji
Matsufuji, BMW