2013.06.23 Mitsuyama

林義正先生

こんにちは。

今日は昨日までとはうって変り、清々しい朝となっております!

さて、一昨日は夕方から、代官山の蔦屋書店でイベントに参加して参りました。

林義正元教授の『ル・マン24時間』の出版記念イベント。

私は東海大学ル・マンプロジェクトのドライバーとして、色々とお世話になった訳ですが、

私はもともと、東海大学英文科の学生をやっており、学生時代に林先生とお会いする事に

なった訳です。

1999年、全日本F3選手権に出場していた私は、慢性的な資金不足に悩まされておりました。

そこで、毎日通っていた東海大学宛てにお手製の企画書を持参し、事務局へ乗り込みました。

東海大学から資金提供を受けようと企んだ訳です。

自分が出ている雑誌などの媒体、ポスター、勿論、学生証も持って行きましたね。

事務局に乗り込み、『本学の学生で、全日本F3選手権に出ている密山です。お金ください』

まさしく、こんな感じでした。学生ながら、無理だという事は分かっていたし、面白半分の所が

あったと思います。当然、事務局の方々は唖然としていました。はい、ここで終了!と思いきや、

『工学部に元レース関係の先生がいるから、いつか紹介するよ』と事務局のオジサンが声を

掛けてくれました。その時は、へ~~~・・・、そうなんだぁ~~~。くらいしか思っていませんでした。

その晩の事でしたね、林先生からいきなり電話が掛かって来たのは!!

それまで、林先生の事は全く知りませんでしたが、電話口で先生の話を聞いて行く内に、

もしかして、事務局に突撃したのは強ち無駄では無かったかな?と思い始めました。

そこから、先生とお会いさせて頂き、すぐに、東海大学関連の全学に配られる東海大学ニュースの

表紙になりました。こんなに頑張っているんだから、目立たないと!という先生のお心遣いでした。

ここだけの話、そのニュース紙が配られた夏休み明けは、不思議とメチャクチャモテました笑

ここから、一気に僕の環境は変わって行った訳です。

林先生のお口添えで、すぐにスーパー耐久のシートを獲得。

F3マシンにも、東海大学、湘南信用金庫のロゴが入りました。

すると、何故か成績も右肩上がりで、すぐにスーパーGTのシートも獲得。

林先生のプッシュでデイトナ24時間にも出場。

レースを続ける為の資金を調達する為に事務局へ駆け込んだ筈が、

林先生に出会った事で、給料付のシートを沢山獲得出来たのです。

まさに、林先生ドリーム!!2000年からは、大学を卒業し、レースだけでは毎日を持て余して

しまう、という事で、林先生のご紹介を得て、東海大学スポーツ医科学研究所研究員になりました。

この2年間はスポーツ選手がどのようなトレーニングを積んで行けば成果が出るのか?という研究

対象者として、朝から地獄のトレーニング、メンタルトレーニング、食事管理、心理カウンセリングなど、

普通では経験出来ない事を経験させて頂きました。

研究員になる前の私の体重は60Kg未満のガリガリ君だったのですが、その2年間で約10Kgの

体重増を達成。正直、結構~、ムキムキでして、その頃のオヤツはノンオイルのツナ缶。

林先生に出会い、私の環境をガラッと変えてくれたことで、私自身、自分に自信を持つようになり、

どんどんと良い方向へ進む事が出来たと思っています。

林先生と出会って居なかったら、このAdenauも間違いなく無かったでしょう。

プロとして自覚を教えて下さったのも林先生でした。

先生と出会ってすぐにお金を頂くプロになり、今までやって来れました。

そして、色々なテストを経て、2009年アジアンル・マン岡山、2010年アジアンル・マン珠海、

2011年アジアンル・マン珠海と、3年間、林先生指揮の下、ドライバーを務めさせて頂きました。

2008年のル・マン24時間も出る予定だったのですが、色々な諸問題があり、ドライブ出来なかったのは

仕方無かったと割り切っています。。。

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一昨日のイベントが終わり、林先生との事を考えてみたら、私にとって感謝しても感謝しきれない、

本当に人生の恩師だ!と痛感させられ、長々と書いてしまいました。

次なるは!林先生考案の排気ハイブリッドで先生指揮の下、世界と戦う!!!

林先生、ご出版、おめでとうございました!!

近々に、横溝くんと先生のご自宅へ突撃させて頂きます!!

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