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2012.09.24 Matsufuji, ポルシェ, BMW

昨日に引き続き・・・。

今日は、Adenau IDI GT3の作業から:idea::wink:

まずは朝一から洗車しまして、その後ワークショップ内に搬入:roll:そして助手席側からこちょこちょと・・・・・・ぱこっ:shock:

外れました~:idea::eek:こちらはエンジンコンピューターになります:roll:

これを外したと言う事は・・・・・:roll:そう:idea::shock:Vehicle chips Tuningを施工して行きます:eek:

Porscheの場合、メーカーの方でかなりギリギリの所まで合わせこんで有るとの事で、今回のチューニングはFSWにて実走セッティングを行う予定です:wink:

これもまた楽しみです♪♪:mrgreen:

さて、Vehicle chips Tuning・・・・本当に凄いと言う言葉以外見つかりません:idea::shock:

実は昨晩、Adenau M3のDMEの新たな領域を使用し、さらなるチューニングを現車合わせで行いました。

(長文、うんちく注意:lol:

通常のE46M3のエンジン制御はエアマスメーターを使用しています。これはある意味制限となります。エアマスメーターのハウジング自体がリストリクターと同じ働きとなってしまい、どうしても吸入空気量に制限されてしまいます。

そこで、今回E46M3CSLのインダクションBOXを流用し吸入空気量を大幅に増加させ、出力を向上出来ないか?と言う事でVehicleさんとAdenauでタイアップさせて頂き新たな領域を使用する事に成功しました。

さてここで基本となる制御方式ですが、E46M3は吸入空気量による制御、E46M3CSLはインテークマニホールド負圧による吸気管圧力制御と、大幅に異なります。

CSLのような制御方法は、いわゆるレーシングカー等で主に採用されている制御方式で、Motecなども同様の制御方式になります。

それでは通常のE46M3を、この吸気管圧力制御にすればいい・・・・と言う事になるのですが、これがハードウェア的にほぼ不可能・・・・。つまり吸気管圧力信号を処理できる機能が、通常のE46M3には存在しないようなのです。

ではどうすれば良いかをVehicleさんと頭をフル回転させ、今回辿り着いたのが”Alpha N”という制御方式でした。

これはもともとDME内部にある特殊な制御マップを利用して、エアマス信号を使用せずエンジン制御を行うことができる魔法の小部屋です:mrgreen:

これをチューニングする事で、Adenau M3は新たなる領域に入り込みました。

従来のDMEをVehicleさんにてチューニングしたデータと今回の”Alpha N”とで実走比較を同じ時間に同じ場所で行う事で、純正エアインテークシステムでも明らかな出力の向上が確認出来ました。

こちらの走行データ等は、近々にFSW走行にて検証して行きたいと思います。

とりあえず本日はここまで:idea:ご興味のある方は、今後の動向をお楽しみに:wink:

最後まで吾輩の能書きにお付き合いして下さいました方に・・・・この方法を使用すれば、Motecとほぼ同等になるかも知れませんよ:mrgreen:

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